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【ネタバレ】映画「レインツリーの国」のあらすじとラスト結末は?感想や口コミ(面白い ・つまらない)もあわせて紹介!

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2015年に製作された『レインツリーの国』は玉森裕太と西内まりやが共演する映画です。ヒューマンドラマとロマンスをテーマにしており、心温まるラストが見どころですよ。主人公たちの出会いと互いを分かり合おうとする様子など、『レインツリーの国』のあらすじと結末に感想や口コミ(面白い・つまらない)を交えて紹介しましょう。

「レインツリーの国」のラストの結末やネタバレあらすじ

「レインツリーの国」のラストの結末やネタバレあらすじ

伸行とレインツリーの国

伸行は実家で小説「フェアリーゲーム」の下巻が無かったことをキッカケに、結末が気になってネットで検索する。「レインツリーの国」というサイトにたどり着き、小説の最後で男女が互いの道を歩むようになったことを思い出した。

サイトの運営者の感想も続けて読むと、「10年前に読んだ時には結末に納得がいかなかったが、今では納得できる」と綴られていたのだ。伸行は結末を知れて嬉しかったことや、考えに共感できる箇所がある旨を伝えたくてメッセージを送ることにする。彼なりの考えも添えてメール文を書き、返信が来るのではないかと心待ちにした。

食品会社で内勤を務める伸行は先輩と共に過ごすことが多く、その際にメールの返信が来たのだ。先輩から「メールに即返信するよりも時間を置くべきだ」と言われて伸行は夜に返事を改める。

伸行と人見

レインツリーの国の運営者は人見といい、小説の話ができたことをとても喜んでいた。もちろん、伸行も同じであり数回のメールのやり取りを経て会ってみたいと思い始め、「会いませんか?」と送ってみる。

すると、5日間メールの返事が途絶えて失敗したかと嘆く伸行。先輩に社内合コンに連れて行かれてメールが来ていないかが常に気になってしまう。合コンでミサコに「関西弁で好きと言って欲しい」と話を振られた伸行だが、気軽に好きと言うのは嫌だと拒否。先輩は悪くなった空気を良くしようと努めた。

その後、人見から返事が来てそこには「ガッカリされるのが怖いため、今後もメールで話したい」と書かれていた。伸行はこれまでのやり取りで打ち解けているのだから、会ったら絶対に楽しいと説得し、今度の土曜日に会うことになったのだ。

食事と映画館

本屋の小説「フェアリーゲーム」のコーナーで待ち合わせをした2人はランチに行くことにする。人見は静かな場所を希望し、伸行はお店に連れて行って食事をした後、映画館へ。彼女は洋画の字幕が良いと言い、リクエストの内容が不思議だと感じつつも伸行はその時間に空いている映画の席を確保。

内容はイマイチだった。食事も映画も上手くいかなかったため、2人は解散することになりエレベーターへ。人見がエレベーターに乗ると重量オーバーのアラームが鳴り響くが、彼女は降りようとせず、乗客からいぶかしがられる。

伸行は耐えかねて人見を引っ張って降ろし、自分勝手さを指摘した。すると彼女は深々と頭を下げ、補聴器を付けていたことに伸行は気付く。人見はお礼を述べて帰ってしまった。

2人の結末

伸行はメッセージを送り、聴覚障害のことを尋ねた。人見は低音は少し聞こえるという話をしつつ、伸行が親身になってくれるのを嬉しく思う。後日、2人はリベンジデートをすることになり、楽しく過ごすのだった。

人見は耳のことや事務の仕事で肩身が狭いことをを話し、伸行は真剣に話を聞く。歩いている際に彼女が通行人にぶつかられたことをキッカケに、伸行は父のことを話した。2人とも自分の心情を本当に理解してもらうことは難しいのだと気付き始める

ある日、人見は会社で襲われて大声を上げたことで助かる。心に傷を負った彼女は伸行に会いたいと思い、会社の前まで行くとミサコと出てくる姿を見て心を閉ざしてしまった。伸行は連絡しても返事が来ないことを気になり、レインツリーの国を見るとサイトを休止しているのに気付く。

人見に今後も生き生きと言葉を綴って欲しいと思った伸行はメッセージで説得。すると人見は再びメッセージを返し、伸行は母が営む美容院で髪を切ろうと提案した。髪を短くした彼女は心機一転し、周りの目を気にしないように努め、伸行にキスをするのだった。

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「レインツリーの国」の感想

「レインツリーの国」の感想
小説の結末が気になったことをキッカケに出会う男女2人の物語は心温まるラストを迎えましたね。サイトで調べると本の内容が分かるというのは今どきの設定であり、個人のブログだからこその感想が載っているのもおもしろかったです。

また、小説「フェアリーゲーム」の内容説明がアニメ絵に切り替わるのも分かりやすい演出でした。小説の結末自体も考えさせられることから、伸行と人見が意見を交わしていく・・・共通の好きな本の話で盛り上がる様子が微笑ましいですね。

そんな伸行と人見が初めて会った際に、彼女が意見をハッキリ言う箇所と言わない箇所に対して不思議に思わされました。それが解消されるのが、人見の補聴器のシーンです。耳が聞こえないことを気にしていた彼女は、普通の女性として普通のデートを望んでいたと語ったのを見て納得です。

また、人見は聴覚障害を持って生きていく上での悩みや心情はその後のシーンでも良く伝わってきます。伸行も父が腫瘍の手術を経て、自分のことを忘れてしまったことで悩み心に傷を負っていたため、人見を説得する際の言葉は心に響いたのでしょう。

人見は伸行の話を聞いて自分も前向きに生きようと考え、髪を短くして心機一転するのです。人はそれぞれ個々の悩みを持ち、その上で生きていくのだというメッセージが伝わってくる映画でした。

「レインツリーの国」のみんなのレビュー(面白い?つまらない?)

「レインツリーの国」のみんなのレビュー(面白い?つまらない?)

面白いというレビュー

つまらないというレビュー

「レインツリーの国」の登場人物(俳優名)

「レインツリーの国」の登場人物(俳優名)

向坂伸行(玉森裕太)

食品会社に勤める男性。関西弁で喋る。

人見利香(西内まりや)

聴覚障害を患う女性。レインツリーの国というサイトを運営している。

ミサコ(森カンナ)

伸行が合コンで出会った女性。

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