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映画「マルサの女2」のあらすじ(ネタバレ)やラスト結末は?エロシーン多めで奈々役は誰?感想やロケ地も紹介。

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1988年に製作された『マルサの女2』は国税局査察部(マルサ)の戦いを描く映画です。宗教法人を使った膨大な額のやり取りをする鬼沢とマルサの板倉の調査に注目ですよ。地上げや劣悪な立ち退きの脅しなども見どころとなる中、『マルサの女2』のあらすじと結末に感想を交えて紹介しましょう。

「マルサの女2」のラストの結末やネタバレあらすじ

「マルサの女2」のラストの結末やネタバレあらすじ

鬼沢と事業

管長と呼ばれる鬼沢は天の道教団を設立し、税金対策をしていた。ある日、サラ金に追われて500万円用意しないと一家心中をしなければならないという男を助け、彼が務めていた預り所を利用して金のやり取りをするようになる。

一方で、50世帯分の地上げを頼まれて色々と策を講じる鬼沢。1世帯立ち退きをさせるごとに1千万を支払うと部下に言い、脅しや策略が得意な部下たちは意気込むのだった。報道マンの清原一家がマンションから立ち退かず、上の階で解体工事や騒音を繰り返したり、ドーベルマンを複数引き連れたりして間接的に脅す。

一家は電話も鳴り止まず、子供たちにも危害が及ぶと考えて交渉することにしたのだ。

板倉の調査

清原は地上げの元凶となる会社に訴え、部屋で取引をすることに・・・5千万円を用意されたことで立ち退きをすると言い出すが、契約書も用意されてサインはしないと断る。すると相手は隠し撮りをしていたことで、金銭のやり取りをしていたことをバラすと脅してサインをさせるのだった。

同じく地上げに会っていた食堂の店が無人トラックにぶつけられそうになる。そこに通りかかったのがマルサの板倉だった。彼女は地上げに関わる税金関連の流れを追っており、トラックを見かけて部下と共にブレーキをかけて店を救う。

その後、板倉は宗教団体に税務署の調査が入るのを見て同行し、寄進されたものを個人的に使うことは報告の義務があると指摘。すると信徒が群がって来て板倉たちを追い出し、彼女は上司から不当な捜査をしたとして注意されてしまう。

証拠

鬼沢は担保代わりに差し出された奈々という少女と関係を持ち、妊娠したことで喜ぶ。一方で脱税がバレないよう策を講じ、チビ政に借金の差し押さえとして大金を貸し付けて動かしていた。

板倉は鬼沢の動向を探るため、彼の動かしている金の受け渡し方法を調査。鬼沢は女中を使って手に持つ預り所を経由し、金を運んでいると判明した。他にも宗教団体の代表者の写真が捏造されていたり、クラブの女性を勝手に役員としていたり・・・証拠を次々集める中、板倉は「酒乱の夫に乱暴された」と言って助けを求める。

宗教団体は快く彼女を受け入れ、板倉は信者が寝静まった夜に隠し扉の存在を見つけ出した。鬼沢が宗教法人を使って脱税していると確信したことでガサ入れが始まる。

ガサ入れ(ラスト結末)

ガサ入れが行われ、隠し扉の先の階段の上には事務所のような部屋が見つかる。しかし、帳簿らしきものは無く、ひとまず物品を預かることにした。その他にも鬼沢が9億円を送っていた相手を調べるが、ネズミ算的に小分けされており、5万円の領収書が大量に出て来て捜査は難航。

鬼沢は暗号化したノートが回収されたと知って手下を忍び込ませるが板倉が男に気付いて捕えるのだった。彼女はそのノートを上司と解読し、闇献金の帳簿であることが判明。政治家を問い詰める際に同情しつつも真実を聞き出すのだった。

チビ政も捕えようとしたが、彼は鬼沢の尻尾切りにあって殺されてしまう。板倉と上司は鬼沢を取調室に呼び、10億円するという就業団体が崇める宝石について問い詰めた。それを作ったガラス工芸会社に裏を取り、10億の価値は無いと突きつけると、向かいの建物から狙撃されて板倉は鬼沢を助ける。

鬼沢は自分用に作った巨額の財産を隠していた墓に奈々と逃げ、板倉は地上げが終わった建物を見やるのだった。

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「マルサの女2」の感想

「マルサの女2」の感想
宗教法人を利用した脱税をする方法に驚きましたね。そしてその額が億単位だったため前作よりも扱う案件が大きいのにもハラハラさせられました。そして演出も大掛かりになっており、トラックが坂道をゆっくり走っていくのにも見入ります。本当に店舗に追突するのではないかと思いつつ、運転席でブレーキをかけてギリギリで停車するのにあんしんさせられます。

板倉が鬼沢の宗教団体を調査する際の表情も見どころですね。始めはニコニコしながら距離を縮めつつ、摘発すべき事項があれば厳しい表情に変わるのです。しかし、信者の団結力は強く、団体で板倉たちを追いやろうとするのが恐ろしかったですね。

もう一つ恐ろしさを感じたのが地上げで追いやろうとする者たちの存在でしょう。マンションの全ての世帯を立ち退きさせるにあたり、騒音や危ない目に遭わせていくのです。子供や赤ん坊がいる家庭にとって苦痛を感じるその手法に驚きを隠せませんでした。命の危険も感じさせることから緊張感が伝わってくるシーンです。

映画の終盤では、脱税の確実性を高めてからのガサ入れなら証拠を見つけ出すだけとなるため正念場となりましたね。隠し扉を見つけてあったので、奥の階段を上がろうとするのですが信者に「罰が当たる」と口々に言われるのです。

階段でスピーカーを使った音の攻撃を受けつつも、何とか隠し部屋まで辿り着くのを見て管理が徹底しているのがよく伝わってきました。帳簿を見つけて鬼沢を追い詰めましたが、結局は地上げした会社に多大なる利益をもたらしたことで板倉が悔しそうにする終わりは彼女の表情が印象に残ります。

「マルサの女2」のみんなのレビュー(面白い?つまらない?)

「マルサの女2」のみんなのレビュー(面白い?つまらない?)

面白いというレビュー

つまらないというレビュー

「マルサの女2」のロケ地

「マルサの女2」のロケ地

ヤマトインターナショナル株式会社東京本社ビル(平和島)

国税庁の外観の撮影で使用。なお、宗教法人「天の道教団」の「階段上の隠し部屋」に続く階段はヤマトインターナショナル株式会社東京本社ビルの内部で撮影された。
「マルサの女2」のロケ地:ヤマトインターナショナル株式会社東京本社ビル(平和島)

「マルサの女2」の登場人物(俳優名)。奈々役は誰?

「マルサの女2」の登場人物(俳優名)。奈々役は誰?

板倉亮子(宮本信子)

マルサ(国税局査察部)の女性。仕事に勤勉。

鬼沢鉄平(三國連太郎)

宗教法人を立ち上げ、色々な利益を得つつも脱税をしている男性。

花村(津川雅彦)

国税局査察部統括官。独特の話術で自供を引き出すテクニックを持つ。

三島(益岡徹)

東京大学出身の大蔵省キャリア官僚。最初はダメダメだったが亮子にしごかれ査察官として成長していく。

伊集院(大地康雄)

国税局査察官で、通称「マルサのジャック・ニコルソン」。

チビ政(不破万作)

鬼沢に利用されている男。

奈々(洞口依子)

鬼沢の愛人。高校生で親に売られる。
「マルサの女2」の登場人物(俳優名)。奈々役は誰?

演じるのは洞口依子さんで、撮影当時23歳。23歳で高校生の役も凄いですが、今も変わらぬ美しさです。
「マルサの女2」の登場人物(俳優名)。奈々役は誰?

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