GANTZ PERFECT ANSWER前作から5ヶ月後を舞台にした映画『GANTZ PERFECT ANSWER』は主人公たちの戦いに終止符が打たれる!二宮和也と松山ケンイチが再び主演と務め、よりディープとなったストーリーに引き込まれますよ。激化する星人との戦いと、日常生活との兼ね合いなど『GANTZ PERFECT ANSWER』のあらすじ・結末に感想やレビュー(高評価・低評価)を交えて紹介しましょう。
「GANTZ PERFECT ANSWER」のラストの結末やネタバレあらすじ
ガンツの新たな指令
ガンツにより生き長らえている玄野と数人の仲間たち。彼らは一度死んでガンツによって蘇えったが、代わりに星人と命がけの戦いを強制されていた。その中で、玄野は友人の加藤を亡くし、星人を倒して得られる得点で100点をとって彼や他の元たちも全員生き返らせようと努める。
加藤の死後、彼の弟・歩の世話を小島と共に見つつ、ガンツの指令がある際に星人を倒す日々を5ヶ月送っていた。玄野は小島に惹かれつつあったため、今度遊園地に行こうと約束するがそんな折、加藤を見かけたのだ。玄野はガンツの死亡者リストを確認すると加藤はまだ死んでいるとわかり謎が深まる中、ガンツは次の指令を出す。
黒服星人
黒服星人を倒す指示を与えられた玄野と仲間たち。地下鉄に転送されると、これまでの戦いでは人間がいなかったのに乗客がいたことで動揺する。そこに黒服星人の仲間たちが現れて乗客もろとも撃ち殺そうとしたため応戦する玄野たち。玄野は敵に投げ出されたりしつつも黒服星人を倒すのだった。
黒服の一人は仲間を殺したことによる復讐だと玄野たちに言って絶命し、ガンツの部屋に戻された玄野と鈴木はトータルで100点を得たことから加藤と西を生き返らせる。加藤は死ぬ間際に千手観音に刺されて自分の姿になったことを思い出して偽物がいることを知り、西はガンツの中に繋がれている人間のエネルギーが切れかかっていることを指摘。
今回のように人がいる中での戦いになったのはそれが原因であり、もう生き返ることができなくなるのではと言うのだ。
玄野の決意(ラスト結末)
偽加藤はガンツボールを探しており、それを持っていたのは鮎川を襲う。彼女はガンツの卒業生の一人…ガンツは寿命が近くなったことでガンツボールを鮎川に持たせて鍵となる人間を殺させていたのだ。偽加藤は鮎川を殺してガンツボールを入手し、最後の鍵となる小島を殺せばガンツの部屋に行けるようになる…
そのため、ガンツは偽加藤を阻止するべく先に小島を殺させようと次のターゲットに指定。彼女を殺した者は100点を得ることから、玄野の仲間も躍起になるのだ。
転送された玄野は小島を守るため仲間たちから逃げるが、偽加藤に見つかって戦うことになる。一方、加藤は5ヶ月ぶりに歩に会いに行き、偽加藤に殺されていたことでショックを受けた。玄野と加藤は偽物と戦うが敗北。小島が斬られて、玄野は彼女の死ぬ間際の声を聞いて看取るのだった。
偽物は西を殺して彼の姿になり変わり、ガンツボールを使ってガンツのある部屋へ星人と共に奇襲をかける。玄野と仲間たちは応戦し、それぞれが次々と倒れる中で玄野は偽西を倒した。玄野は死んだ者を生き返らせたいと思い、ガンツを動かすための糧になる決意をする。
生き返った者たちは戦っていたことや玄野のことを忘れてしまい、元の生活に戻る。玄野はガンツの中で生き続けるのだった。
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「GANTZ PERFECT ANSWER」の感想
日常と戦闘のシーンが良い
玄野は100点をとって加藤を生き返らせるのを目標に、5ヶ月間も戦い続けるという意志の強さが凄かったです。新たにガンツの部屋に召喚される人に対しても物腰柔らかで協力を促す姿は優しさも感じさせました。また、日常を送る上では加藤の弟の歩が一人になることを心配して家賃を払う手伝いをしたり、小島にも協力を得ていた序盤の話は少しほのぼのします。
前作から悲惨な状況の続く中での貴重なシーンとなりました。玄野は皆を生き返らせるために一人で犠牲になるという結末は前作の「GANTZ」から見ていると感慨深いとも思えます。
アクションも見どころであり、今作のアクションは刀が主体でスピード感のある動きは見ものでしたね。電車内では動きが制限される中でも銃を乱射してくる黒服相手に刀で戦い、奇妙な動きで翻弄する星人相手に奮闘する姿が凄かったです。玄野が電車から落ちて駅を駆けるシーンも臨場感があり、黒服星人と接戦を繰り広げるまでは目が離せませんでした。
そして、ラストのガンツの部屋での星人との撃ち合いは、撃たれた仲間も星人も一人ずつ倒れて行き、それでも鳴りやまない銃声…見どころとなった緊迫のアクションシーンでした。
新たなストーリーの設定が面白い
ガンツの卒業生である鮎川は、星人と戦っていた記憶を失っており、それでも戦う術は忘れていないという設定が面白かったですね。他の卒業生も仲間たちの中に、2年前にも同じように星人と戦ったという者が現れる中、協力する間も無く小島を狙うために玄野の敵となってしまう展開はハラハラしました。
ガンツの寿命が近付き、玄野の仲間たちはいつもの日常に戻るために焦り始め、100点を得ようとする…星人でもない一般人の小島を殺そうと躍起になって敵となり、玄野を阻むストーリーから目が離せませんでした。そんな折、偽物の加藤の正体が前作のラストで戦った千手観音だというのにも驚かされます。
加藤を刺して姿を借りた千手観音は次に西の姿になり、仲間が殺されたことで同じ悲しみを与えようとした千手観音…歩を殺して加藤を追い込む姿は冷酷だったのが印象的です。そんな星人との戦いが終わったことに安堵しつつも、玄野の最後に驚いた映画でした。
みんなのレビュー(高評価?低評価?)
高評価のレビュー
佐藤信介『GANTZ PERFECT ANSWER』(11)観る。人が死ぬ死ぬデジタル日本刀は翻り数百発の銃弾飛び交い商店街は大爆発。超人チャンバラ超人銃撃戦を観客が飽きるまで描き続ける胆力に感嘆。一人二役すら入れ込んでくる贅沢さ。原作を破壊し尽くして忍者映画に再構築してしまう。傑作。10年代邦画の萌芽。
— 松#俊之 (@MatsuiTo) April 6, 2019
GANTZ PERFECT ANSWER 傑作。前回ののもたつきが嘘のようにアクションの切れ味がいい。前回は水増ししたか。わかりにくいし、刑事は必要ないが、「苦い」ハッピーエンドがこれを大人の映画にしている。これを自己犠牲ととっちゃダメ、最小不幸社会の象徴ととらえるべきだよ
— 山田正紀 (@anaryusisu) April 27, 2011
久々にPerfect Answerを観ています。残念ながらようやくサイトで見つけたのは英語バージョン。今観ても凄く面白い‼️アクション全力でやっているニノのカッコいいこと✨ロン毛の剛君も若い😄
— み〜 (@kazutaku1997) April 8, 2020
『GANTZ/PERFECT ANSWER』観賞。1作目ノレなかったけど、何これ面白いじゃないの。既設定を踏まえながら全く予想外の展開で引き込まれる。前作はプロローグだと思えばシリーズの出来は悪くない。難を言えば全体的に説明不足なのとニノが全く強そうに見えないことかな。 #映画
— てくのすけ (@tekunosuke) May 31, 2012
TVで放送されてた「GANTZ:PERFECT ANSWER」見た。原作も読んでみたい。面白い。死んだ人たちがみんな戻るわけですが誰も気づかないわけないよねと思った。
— obebe (@obebe) April 28, 2012
低評価のレビュー
GANTZ PERFECT ANSWERあごぅ。原作漫画が完結してないなか、原作の要素を取り入れつつあれだけのオリジナリティを発揮したのは凄いけど、あれじゃ結局GANTZが何なのか分からないままだし、戦闘シーンがくどかったかな。大好きな綾野剛と山田孝之が活躍していたのは嬉しいけど
— なべ なべこ (@Nabepantz0327) May 14, 2011
『GANTZ perfect answer』が死ぬほど、ほんと死ぬほどつまらなかった。観てるうちに腹立ってきて、テレビに向かって「なんなんだよもぉぉ」って怒鳴ってしまうほど。陳腐&退屈&脚本破綻という点では、今年観た映画でトップ3に入るダメっぷりでした。うんこ。
— ツノダ骸人形 (@otakobouya) June 15, 2012
録画してあったGANTZ PERFECT ANSWER見たけど・・・予想以上につまらなかった( ^∀^)
— ハンペンタ (@hanpenta0224) May 10, 2012
GANTZ : PERFECT ANSWERつまらなすぎて死ぬかと思った。終了直後みんな口々につまらなかったと言っていて吹いた。短い時間でまとめる必要があったとは言え、度を超えた原作無視はもはや何の作品かすら分からなくなる。
— 3号さん (@animejikkyo) April 23, 2011
「GANTZ Perfect Answer」、結構評価が良かったので期待しすぎました。。。やっぱり原作から入ると違和感がありますわ。
— みっそりーに🐾 (@missolini) May 22, 2011
「GANTZ PERFECT ANSWER」の登場人物(俳優名)
玄野計(二宮和也)
星人との戦いを続け、日常では加藤と過ごすことが多い。
加藤勝(松山ケンイチ)
千手観音との戦いで命を落とす。弟の歩と暮らしていた。
西丈一郎(本郷奏多)
ガンツの古参であり、前作で命を落とす。玄野によって生き返らされる。
小島多恵(吉高由里子)
玄野に惹かれる女性。マンガを描くのが趣味。
鮎川 映莉子(伊藤歩)
アイドルであり、ガンツボールを受け取ってから不審な行動をとる。
鈴木 良一(田口トモロヲ)
玄野と戦う仲間の一人。最後まで玄野の味方。
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