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北野武映画「キッズ・リターン」のネタバレあらすじやラスト結末は?名言や感想もあわせて紹介!

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1996年に製作された『キッズ・リターン』は北野武監督によるヒューマンドラマを描いた映画です。不真面目な高校生の2人組がとあるキッカケでボクシングを始め、各々の道を歩み大人になっていく過程を描くのが主なストーリー。2人の変化などを中心に『キッズ・リターン』のネタバレあらすじとラスト結末に名言集や感想や見どころを交えて紹介しましょう。

「キッズ・リターン」のラスト結末やネタバレあらすじ

「キッズ・リターン」のラスト結末やネタバレあらすじ

マサルとシンジ

とある高校の教室から授業中に外を眺めている生徒がいた。その視線の先にはマサルとシンジが自転車に乗って校庭をグルグル回っている姿があり、生徒の視線に気づいた担任は「バカな2人を見るな」と注意する。

マサルとシンジは喫茶店「カトレア」に通う中、同級生の男子生徒が店員に気があるように見えたので観察。同級生は店員に贈り物をするためバイトをしていたが、プレゼントは受け取ってもらえず・・・その後、彼女に手紙を送ったのを目撃したマサルとシンジは、会計をする際にコッソリ手紙を盗んで自転車に乗りながらそれを読み上げて笑うのだった。

後日、イタズラばかりするマサルとシンジを担任が呼び出し、「周りに迷惑をかけるなら教室にいないでくれ」と指摘。彼らはクラスメイトへのイタズラだけでなく、教員へも容赦しなかったからだ。

転機

マサルとシンジはラーメン屋に行ってビールを頼むと、ヤクザにたしなめられる。彼らは反抗的な態度をとると若頭がビール瓶を構えて、それを兄貴が止めて彼らに飯をおごったことでマサルはヤクザをカッコいいと思うようになる。

2人は再び職員室に呼び出されて退学を勧められ、漫才師にでもなればいいと言われたことで挑戦。しかし、笑わせることは難しくてイメージと違うことに気付く。その後、成人用の映画館に行ったマサルとシンジは、学校の制服を着ていたためチケットを売ってもらえず、服を背広っぽく着こなしてどうにかチケットを手に入れる。

そうしてカツアゲのお金を使いつつ過ごしていたある日、被害者から逆襲されることに・・・ボクシングを習う男を助っ人として連れてきた被害者がマサルの前に現れ、マサルは睨むのだが殴られて倒れた。その後、マサルはボクシングジムに通うことを決意し、シンジも付いていく。

ボクシング

マサルとシンジは学校に通ったり、遊びに行くこともせずボクシングに打ち込む。すると、マサルはジムに自身を殴ってきた男がいたことでケンカ腰に・・・スパーリングをすることになったが、マサルは煽られて試合前に手を出してしまう。ボクシングジムの会長はマサルの行動に呆れて「そんなんじゃ誰も相手をしない」と言い放った。

するとシンジなら相手をしてくれると言ってリングに立ち、「本気でやれ」と命じつつシンジは何回かジャブを喰らった後にカウンターで応戦。マサルはパンチの重さに耐えられず何度も膝をつき、しまいには倒れ込んでしまう。

翌日、シンジは学校に行くとマサルがいなかったことで一人で過ごし、屋上で打ち込みの練習をしてジムへ。カウンターの凄さやフックの威力などが認められ、肘うちなども教わっていくのだった。

大人になった2人(ラスト結末)

シンジはマサルがいないことで「お前も学校を辞めたらどうか」と教員に言われたり、「マサルがいないと悪さもできないな」と絡まれる。そのストレスからスパーリング中に肘うちをして注意を受けてしまうのだった。

ある日、マサルがヤクザに入ったと知ってシンジはボクシングに専念。試合に出る際には体重の調整をし、先輩の応援をするのだった。月日が経ち、マサルはボクシングジムを訪ねてシンジに挨拶をした後、何回か顔を出す。

マサルは「俺が親分になったらまた会おう」と言ったが、組でミスを犯してしまってその夢は叶わず・・・シンジはそんなマサルと再び学校の校庭で自転車を走らせて高校時代を懐かしみつつ、励まし合うのだった。

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「キッズ・リターン」の感想・見どころ

「キッズ・リターン」の感想・見どころ
マサルとシンジは勉強をしないだけでなく、授業にも参加せずにカツアゲやイタズラをする日々を送っていました。色々な言動に驚かされましたが、屋上から学校のホウキなどで作ったカカシのようなモノを吊るし、自分のクラスの窓まで降ろしていって先生をバカにするのを見た際には手が込んでるなと思いました。

他にも、バカにしてきた教員の車を燃やすという凶行や、ヤクザに対しても物怖じしない態度を見ていてどういった展開が繰り広げられるのかハラハラします。

マサルがヤクザに入ってからは、殺し合いなどの凄惨な現場はそこまで経験しなかったようでしたが、暴力や脅しは茶飯事だったみたいですね。学生の頃とはまるで違う世界で生きる彼が成長し、シンジの元に現れた際には顔つきがだいぶ変わっていたのが印象に残りました。

一方、シンジもボクシングに打ち込むようになってからは大分変化していましたね。とりあえずマサルについていくという学生の頃のポジションから、一人でもストイックに努力してく様が見どころの一つです。

ボクシングジムの先輩に強い人がいれば応援したいと思い、悪い先輩がいても元々の付き合いの良さから色々なことを教わっていくのです。ボクシングに厳禁の肘うちから、酒などを無理に止めなくてもいいという心がけなどなど・・・会長は悪い先輩との付き合うことを止めるよう言いつけるため、シンジの悩んだりする姿も成長を見守るような感じがして良かったです。

他にもマサルとシンジ以外にも焦点が当てられるのも見どころでしょう。同級生が喫茶店の女性に恋をしたり、芸人を目指そうと大阪に行く2人組がいたりと、バリエーションが豊富。色々な学生たちの卒業後も描かれ、殺伐としすぎないタイプの作品に仕上がっていました。

「キッズ・リターン」のみんなのレビュー(面白い?つまらない?)

「キッズ・リターン」のみんなのレビュー(面白い?つまらない?)

面白いというレビュー

つまらないというレビュー

「キッズ・リターン」の名言

「キッズ・リターン」の名言

マサルの名言

マサル「なんもしてねえよ…職探しだよ」

『キッズリターン』のオープニングで、配達をしているシンジがカタギとなったマサルと再会するシーンでのマサルの言葉。

マサとシンジルの名言

シンジ 「マーちゃん、俺たちもう終わっちゃったのかな?」
マサル 「バカ野郎! まだ始まっちゃいねーよ!」

ボクシングとヤクザ、それぞれの夢に挫折したシンジとマサル。母校に戻るところでのやりとり。
映画史に残るラストシーンであり名言となりました。

「キッズ・リターン」の登場人物(俳優名)

「キッズ・リターン」の登場人物(俳優名)

マサル(金子賢)

シンジとつるみ、カツアゲなどをする男子高校生。

シンジ(安藤政信)

マサルに付いていって行動を共にする男子高校生。

教員(森本レオ)

マサルたちの学校の先生の一人。

組の若頭(寺島進)

ヤクザの若頭。

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