映画『天気の子』の監督は「君の名は」で人気を博した新海誠であり、水の描き方が見どころとなる作品です。16歳の帆高が東京を訪れて、晴れ女の陽菜と出会って世界の形を変えてしまうというストーリーは目が離せませんよ。2人に何が起こるのか?本当に晴れ女なのか?といった秘密が徐々に明かされる中、まずはあらすじとラスト結末、そして感想・感想やレビュー(面白い・つまらない)を交えてご紹介していきます。
「天気の子」のラストの結末やネタバレあらすじ
雨の降り続ける東京と帆高
16歳の帆高は地元の島の生活に息苦しさを覚たため、船に乗って東京を目指していた。その際に須賀と知り合って名刺をもらい、東京に到着してまずはバイト探しをする。しかし、雇ってもらうことはできず持ってきたお金も残り少ない中、ハンバーガー店で見知らぬ店員・陽菜からハンバーガーをもらうのだった。
帆高は元気を取り戻して須賀を訪ねることにし、彼は編集プロダクションを営んでいると知る。須賀は姪の夏美に手伝ってもらっており、帆高は彼女と100%の晴れ女についての記事を調べ、住み込みで働くようになる。東京ではずっと雨が降り注いでいた。
陽菜の秘密
ある日、帆高は陽菜が怪しい男に連れて行かれそうなのを見かけて助けようとするが、その際にゴミ箱で拾った銃を撃ってしまう。陽菜は帆高と廃ビルに逃げ、彼が本物だと思わず発砲したことを知る。悪気は無くて落ち込んだ帆高に対し、陽菜が彼を屋上の鳥居に連れて行って「今から晴れるよ」と祈ると、陽が注ぎ始めたのだ。
彼女は1年ほど前に病気の母のために強く祈って鳥居をくぐってから晴れにする力を得て、母の亡き後は弟の凪と暮らしている。帆高は彼女が噂になっている100%の晴れ女だと知り、「お天気お届けします」というサービスを発案。晴れを望む人のために役に立ちつつ、陽菜たちの生活費になればと考えたのだ。
追われる帆高、陽菜の決意
帆高と陽菜がサイトにサービスをアップすると、早速フリーマーケットや結婚式、幼稚園など依頼が続く。色々な場所を晴れにしていく中で、神宮外苑の花火大会を晴れにした際にテレビに映って話題になってしまってしばらく休業することに…既に受けていた依頼を最後にしようと向かうと、依頼者は須賀だったことに驚く。
須賀は喘息の娘のために晴れの日を望み、帆高と凪は一緒に外で遊んだ。そこに夏美もやって来て陽菜へ天気の巫女の人柱の伝説を話し、陽菜は今も東京に降り続ける雨を止ませるために人柱になるべきか考えるのだった。
後日、警察は帆高が銃を所持していたのを突き止めて須賀に居場所を訪ねに来て、そのことから須賀は帆高に地元へ戻るべきだと勧めた。一方で陽菜は未成年で凪と2人暮らしをしていることから、児童相談所の人が来る日が迫っていた。
帆高は決心して陽菜と凪と共に逃げることにするが、都内の気温は10度以下になっており雪が降り注いでいた。帆高たちはようやくホテルに泊まることができ、そこで帆高は陽菜に誕生日プレゼントの指輪を渡す。彼女は喜びつつ帆高に会えたことに感謝し、人柱になる決心をしたのだ。翌朝、帆高は陽菜が消えたのに気付くと同時に警察が来たことで、凪と共に補導されてしまう。
陽菜を追う帆高(ラスト結末)
東京は72日ぶりに快晴となり、帆高は空から指輪が落ちてきたことで陽菜が人柱になって天気を戻したと察した。帆高は警察から逃げ出し、凪から連絡を受けた夏美はカブで駆け付けて彼が代々木の廃ビルに向かうのを手伝う。
帆高は途中で線路を走り、ようやくたどり着いた廃ビルに須賀がいたことに驚く。須賀は帆高を警察に引き渡そうと考えていたが、彼の熱意を理解して屋上の鳥居に行く手助けをする。
帆高は鳥居をくぐる際に陽菜に会いたいと強く願うと雲の上の世界へ。陽菜を見つけて一緒に戻ろうと説得し、気付くと2人は地上に戻っていたのだ。それと同時に再び雨が降り注ぎ、雨が止むことはなかった。
その後、帆高は保護観察処分となって高校を卒業。3年ぶりに東京を訪れると雨により多くの地域が水没。それでも帆高は陽菜との再会を喜ぶのだった。
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「天気の子」の感想・考察
帆高と陽菜の選択について
天気の巫女の話を夏美がお寺でインタビューした際に、天気は天の気分であり正常も異常も測れないものだというのを聞いて「確かにそういうものだな」と思いましたね。そうした天気に対し、天気の巫女は人の願いを届ける存在。
天と繋がることで祈りを届けて止まない雨を晴れに変えることもできるのですが、代償として天気の巫女は神隠しにあってしまうのです。陽菜はそれを聞き、東京で70日以上も降り続く雨を止ませるため、人柱となることを受け入れる姿は潔さや正義感を感じさせます。
一方で、帆高は彼女が犠牲になることに納得できず、陽菜を迎えに行くのです。「青空よりも陽菜がいい。天気は狂ったままでいい」と彼女に想いを伝える姿は純粋さと素直さを感じさせましたね。そうして陽菜もその思いを率直に受け入れて自分のために地上に戻る…こうした一連の流れは16歳前後の2人らしさのある展開でした。
そうした選択をした帆高ですが、真面目だったこともあって止まない雨に責任を感じて3年間過ごすのです。彼に3年ぶりに会った須賀は「誰のせいでもない」と言うことで、帆高は救われたことでしょう。
陽菜も同じように責任を感じていたと思われますが、帆高が再会した際に笑顔を向けていたことから、2人なら今後も助け合って生きていけるのではと思いました。
映像や演出が素敵
映像の綺麗さが「天気の子」の見どころでしたね。雨や水、涙などの表現は透明感がありつつ、それぞれ異なる描かれ方がとても綺麗です。雲の上の世界では雲が泳ぐように流れていたり、広々とした雰囲気が幻想的だったりと世界観が素敵でした。雲の上から望む東京の街並みも良いですが、所々で新宿や渋谷、お台場といった場所が忠実に描かれているのも印象的でしょう。
他の演出で見どころだったのは、新海誠監督の「君の名は」の主人公である瀧くんや宮水さん、そして彼らの友人たちが少しだけ登場することでしょう。新海誠監督の作品が好きな人にとっては嬉しいシーンとなりましたね。
「天気の子」のみんなのレビュー(面白い?つまらない?)
※この部分はこちらで記述します。
面白いというレビュー
天気の子の結末、新海作品で一番好きかもしれない。結末そのものよりそこまでの過程が。
— ☀️take☘「C.B.G Works」頒布中 (@take20131004) July 21, 2019
#天気の子
「天気の子」見ました❗
いやいや、スゴい面白いですよ‼️
クライマックスの疾走感は「君の名は」より、こちらのほうが好きですね。各キャラクターも魅力的で良い作品です。 pic.twitter.com/2Nq9hiKFoH— あずたん (@bqJElexQDkON8xc) August 15, 2020
久しぶりに天気の子みた〜!!
やっぱ面白いなぁ
ガチ泣きしちゃったw
天気の子は好き嫌い別れるよね〜
僕は大好きだけど!w pic.twitter.com/TISxbEKakb— てっちゃん@絡みが欲しい (@Anime_Tettyan) July 19, 2020
「天気の子」をおすすめされたから観たんだけど、感情移入しすぎて何も手につかなくなった
賛否両論あるみたいだけど、何かを犠牲にしてもあんなに真っ直ぐになれる強さに考えさせられたぞ☹️
観てない人は四の五の言わずに観てね
すし的には忘れられない映画となりましたとさ
— すし (@sushimax95) August 18, 2020
天気の子は神映画じゃー!ひなちゃん最高です、つい描いてしまった、、、落書きなみやけど、、、#天気の子#落書き pic.twitter.com/DHKDVUMnWE
— むっつん(改夢月 獏☆) (@5IctvuWOIYzX20H) August 14, 2019
つまらないというレビュー
「天気の子」この間見たけど別にそんなに面白くなかったな・・・
最近思ったけど「君の名は。」も映画館で見たっていう補正で面白いって思っただけで、実際そんなに面白くないんじゃないかって思ってるw
今度見直さないとな!— むだなごん@バトパ河内鯖 (@tohinadamu) August 14, 2020
「天気の子」を初めて観た
つまらない
そう思った
全然よく分からなくて、考察読んでもよく分からなくて
どうやら民俗学?とかが関わっているらしい
そりゃわからなくて当然だ
つまらないのは、自分が触れたことない分野だったから
人間知らないことはつまらないよね
きっと知れば楽しめるんだろうか— ʕʘ‿ʘʔ️ (@_maikoooooooooo) July 23, 2020
天気の子…「おもろくなかった」って言ったらお友達に「おまいはつまらない人生を歩んでおるのう」と言われたがあれが面白く見える方がつまらん世界だろっておもった去年の夏
— 先輩 (@ojisan_3D) January 23, 2020
それに天気の子って内容もクソつまらないんですよね。ただ新開がそれなりに知名度もあって監督のファンで高く評価しているって人がほとんどなんですよね。
— 成神Pタマゴは非愛国者 (@XbHIPdMEg0VOiJC) July 19, 2020
天気の子見終わった後
「圧倒的駄作!!!!!!!」
って思ってたんだけど、
同窓会でクソヤンキーくんの考察を聞いて「マジかよ」ってなった。彼は1回見ただけでここに書いてある全てを理解してた。
ヤンキーくん、人の心情を読むチカラ半端ねぇ…#ネタバレ注意#拾い画 pic.twitter.com/Pr6qwP5wBD
— イカブロ@筋トレ (@ikasanblog) August 21, 2019
「天気の子」の登場人物(声優名)
森嶋帆高(醍醐虎汰朗)
16歳で東京に初めて訪れる少年。
天野陽菜(森七菜)
ハンバーガー店でバイトしている少女。母を亡くし、弟の凪と2人暮らし。
天野凪(吉柳咲良)
姉の陽菜と暮らしているしっかり者。女子に人気。
須賀圭介(小栗旬)
帆高と船で出会う。編集プロダクションを営む。
須賀夏美(本田翼)
圭介の姪っ子。彼を手伝いながら就活を進めている。
立花冨美(倍賞千恵子)
立花瀧の祖母で、「晴れ女サービス」で、夫の初盆の日を晴れにして欲しいという依頼をする。
立花瀧(神木隆之介)
冨美の孫で、『君の名は。』の主人公。陽菜へバースデープレゼントを贈るよう進言した。
宮水三葉(上白石萌音)
デパート(ルミネ新宿)のジュエリーショップの店員。前作『君の名は。』のヒロイン。
帆高が陽菜にプレゼントする指輪を買う際に接客をした。
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