「パラサイト 半地下の家族」のネットでの評判が良いけど、実際の感想や口コミはどうなの?
その疑問に当記事でお答えします。
当記事では、映画「パラサイト 半地下の家族」のネットでの評判について「面白い」と「つまらない」の2点に分けてご紹介するほか、ネタバレ感想も載せています。
また、ポン・ジュノ監督関連作品についても無料で視聴できる動画配信サービスを載せているので併せて確認してみてください。
映画「パラサイト 半地下の家族」の作品情報
公開年/製作国
2019年/韓国・
監督
ポン・ジュノ
脚本・構成
ポン・ジュノ 、 ハン・チンウォン
キャスト
ソン・ガンホ 、 イ・ソンギュン 、 チョ・ヨジョン 、 チェ・ウシク 、 パク・ソダム 、 イ・ジョンウン 、 チョン・ジソ 、 チョン・ヒョンジュン[子役] 、 チャン・ヘジン 、 パク・ソジュン
予告編
原作
映画オリジナル
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映画「パラサイト 半地下の家族」の感想・評判
「面白い」という感想・評判
映画「パラサイト半地下の家族」
観たあとに【すごい映画を見てしまった】この一言で集約されてしまう。この一言で完結されてしまう。
【ネタバレ厳禁】と言うけれど、これは語りたくなる映画の分類に当てはまる。映画barでずっと語りたい映画である。感謝したい映画である。#パラサイト半地下の家族 pic.twitter.com/3KXc1GFapU— 映画のある人生が必要なんです (@sutatyan) 2020年1月14日
『パラサイト 半地下の家族』見た。半地下住宅に暮らす貧困家庭の兄妹が高台の裕福な家に身分を偽って入り込むが…というお話。コメディ風に始まった話がサスペンスになり最後には全く予想が付かない展開に。笑いと不安と風刺を同時に浴びせるような最高に面白い映画だった。こんな映画見たことない! pic.twitter.com/LWx7D8PZ9f
— ビニールタッキー (@vinyl_tackey) 2020年1月13日
#パラサイト半地下の家族
1ラウンドで相手を一発KOするハードパンチャーではなく、フルラウンド全てでポイントを稼ぎ圧倒的な判定勝利するタイプの秀作。
”貧すれば鈍する”の最悪のパターンを突き進みながらも、微かな光明を提示するのが見事!
鑑賞後、凄く面白いという虫にパラサイトされていた。 pic.twitter.com/tffNki4lfe— マウンテンボート (@9ilHACAQWfhHCmJ) 2020年1月13日
『パラサイト』を観た。
さすが。エンタメと問題提起のバランス。よくできてるし面白い。
あとは好みの問題。山田太一氏が語っていた「小説」と「物語」の違いなどを思い出す。
俺はやっぱり「物語」好きだからね。奇想の気配がするとそっちに行って欲しくなる。 pic.twitter.com/bpNGsxqC2C— 中島かずき (@k_z_ki) 2020年1月13日
・コメディーやサスペンスなどいろいろな要素が詰まっている予想のつかない面白い映画。
・全編において抜け目ない面白さのある秀作だった。
・エンタメと問題提起のバランスが良い
「つまらない」という感想・評判
tohoシネマズ新宿「パラサイト 半地下の家族」
貧困層と富裕層の二項対立もお話の展開も収まりのいい具合に都合よく戯画化されてるから観てて心がざわつかない。
つまらないとは言わないけど、ポン・ジュノ映画史上一番どうでもいい映画だった。— 城定秀夫 (@jojohideo1975) 2020年1月17日
「パラサイト 半地下の家族」
苦手なポン・ジュノの新作。今回もあまり…
必要以上にベッタリ重い音楽が足枷だった「殺人の追憶」、素晴らしい配役だけど物語が壊滅的につまらない「母なる証明」、最初の1時間は楽しめたがメリハリが無く途中で飽きた「グエムル 漢江の怪物」— 👑💀💬 (@bh00thnath) 2020年1月18日
「パラサイト」登場人物がほぼ全員「大好き!」って感じなのに、話の方向が究極につまらないの「そんなに作品賞が欲しいのか」って感じで萎え萎えだった。あとあの結末の気の利かなさも凄い。みんなすごく機転が利いてたのに!
— ぴっち (@pitti2210) 2020年1月11日
「パラサイトつまらないと言う奴は地頭が悪い」というツイート、「優れた演出で格差社会を描いたのを理解できない馬鹿」の意味と解釈したんだけど、格差社会の行く末を暗喩やSFの形で描いた作品なんて大昔からあるし、リアルを現在進行形で提示したわけで、理解もクソもないと思うんだよね
— ウーキーウーキー (@wookieejp) 2020年1月19日
・貧困層と富裕層の対立構造も都合のよい描かれ方だった。
・物語や話の展開がメリハリがなくつまらなかった。
・格差社会を暗喩(メタファー)で描く手法もSF映画などで昔からよくあるやり方
私の感想・評価
「パラサイト 半地下の家族]Twitterの前評判が良かったんですよ。
下記の、ツイートが一番刺さったんだんですが、これだけ見ても面白さが伝わってきたので、早速WEB予約することに。
#パラサイト半地下の家族 はどんなジャンルが好きな人でも楽しめて多くの人に観てほしいと思える非常にバランスが優れた作品で最初は気楽に笑えるのに観終わったあとはジワジワとパラサイトで描かれる問題について考えずにはいられなくなる本当に凄すぎる映画なのです。普段映画観なくてもこれだけは! pic.twitter.com/xeM3I5jQXU
— DIZ (@DIZfilms) 2020年1月9日
予約したのは新宿TOHOシネマなんですが、驚いたのは上映シアターが一番大きい所だったことでしょうか。
韓国映画ってマイナー視されてることもあり、普通、単館系でやることが多いんですよ。新宿だとシネカリテとか武蔵野会館とか。
それでも、シネコン最高峰の新宿TOHOのシアター9という大きいシアターで扱われるってことはやはり口コミで広がったということなんでしょうか。
過去には、「最強のふたり」とかも単館で始まって口コミで全国ロードショーになったりしたので、そういった作品と同じくらい面白いのだと観る前から感じました。
韓国映画って駄作ももちろんあるんですが、面白い作品は超傑作が多いです。「新しき世界」「インサイダーズ/内部者たち」とかは神映画といってもいいですね。
今作も、結論から先に言うと神映画でした。
ブラックコメディーであり、ホラーであり、ヒューマンドラマであり・・・本当に色々な要素が詰まっていた作品で中だるみのない飽きさせない展開で、時間が経つのを忘れさせてくれます。
作品のネタバレ感想としては、
序盤は、半地下で暮らす一家の底辺ぶりを見せつけるシーンで、後の豪邸での優雅な日常との対比が見られました。
ギグが親友から、パク家の家庭教師の仕事を受けたシーンで、この家族は居候先にどんな害悪をもたらしてしまうんだと、どちらかというとこの家族がダークでサイコパスな内面を持っていると思わせられましたし、妹のギジョンも悪賢くますますそんな感じだったのですが、物語が進んでいくうちに、どちらかというと日々の暮らしを満足させたいだけで乗っ取りとかは考えていないことがわかり、ちょっと安心したと共にそれはそれで妙にリアルさを感じました。
そして、元家政婦のムングァンが訪問してくるとろこから物語は盛り上がりを見せていくわけですが、まさかの隠し地下部屋に、この家政婦の旦那がいるとかまさにホラー。ちなみに、パクが「あの家政婦は人の倍食べる」と言ってた伏線は回収してますね。ここで私が思ったことは韓国の格差社会です。半地下で本当に底辺だと思われた家族よりも更に厳しい生活を強いられている人がいるということで、豪邸に住むパク一家、半地下家族、家政婦夫婦と格差社会の序列を表現しているのではないかなと。
韓国では、貧困の連鎖がありギテクの子供達(ギウやギジョン)が大学に進学できないことも表現していますが、それ以下の生活をしている人がいることを通して、韓国社会の生きづらさを観客に訴えたかったのではないでしょうか。
終盤になって、半地下家族の幸せな生活が崩れていきます。ムングァンの死の原因となったキム家への復讐で、ギジョンを殺したムングァン夫、ムングァン夫を殺さずにパクを殺したギテク。どちらも一つ上の階層を攻撃対象としているわけですが、階層間の対立(レベル・アサルト)は直接抑圧されている対象に向かうことを風刺しているようにも思えます。
また、インディアンの格好が、ヨーロッパ人によるインディアンへの侵略のように攻撃される対象として暗喩(メタファー)として描かれていましたが、キム家の攻撃対象としてのパク、そしてギテクも結局インディアンの格好をすることでムングァン夫にとっての攻撃対象がキム家になってしまったことも皮肉な結果になったのではないでしょうか。
ラストで、ギテクが豪邸の地下に潜伏するシーンは、やっぱりなといったところでした。
そして、ギウがお金持ちになってその豪邸を買って、父をサルベージするシーンは印象的でしたが、脳に障害の残ったギウにそれが現実的には可能なのかという点に疑問が残るので、妄想の可能性も高いですね。
ギウからギテクにメッセージを送るような描写がありましたが、それも現実的には無理ですし。
どちらかというと、ギウとギテクの妻チョンソクが新たな使用人として家に潜入するほうが面白い展開かったかもしれません。まあ法廷で裁かれたくらい顔が知られてしまっているから無理だとは思いますが(笑
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映画「パラサイト 半地下の家族」のキャスト・登場人物
キム・ギテク(演:ソン・ガンホ)
半地下の家に住む全員が無色の家の主。性格はなぜか前向き。
ポン・ジュノ作品出演歴:「殺人の追憶」、「グエムル-漢江の怪物-」、「スノーピアサー」
パク・ドンイク(演:イ・ソンギュン)
高級住宅街の大豪邸に暮らす会社経営者。
パク・ヨンギョ(演:チョ・ヨジョン)
パクの妻で、若く美人であるが、あまり深く物事を考えていない。
キム・ギウ(演:チェ・ウシク)
キテクの長男。多浪していて受験テクニックは豊富だが大学生になれてない。
ポン・ジュノ作品出演歴:「オクジャ/okja」
キム・ギジョン(演:パク・ソダム)
キテクの長女。美大志望で悪賢い性格。
キム・チョンソク(演:チャン・ヘジン)
キテクの妻で、元ハンマー投げの選手。
ムングァン(演:イ・ジョンウン)
パク宅に昔からいる家政婦。
ポン・ジュノ作品出演歴:「母なる証明」「オクジャ/okja」
パク・ダヘ (演:チョン・ジソ)
パクの長女。高校2年生で、大学受験のために家庭教師を雇って勉強している。
パク・ダソン(演:チョン・ヒョンジュン)
パクの長男。落ち着きがない性格。
ミニョク(演:パク・ソジュン)
名門大学に通い、ギウにパク邸の家庭教師の仕事を紹介する。
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